<パリ航空ショー>
アグスタウェストランドAW189 アグスタウェストランド社はパリ航空ショーで、新しいAW189双発タービン・ヘリコプターの開発構想を明らかにした。ユーロコプターEC175に対抗する機種となる。本来はAW149の呼び名で軍用機として開発してきたものだが、同じ設計を民間市場に向け、海底油田の開発支援や捜索救難、旅客輸送、さらには警察、消防などの多用途市場をめざす。ペイロードの大きいこと、航続距離の長いこと、生産性の高いことが特徴。
エンジンはGE CT7-2E1ターボシャフトが2基。機体は総重量8トンで標準16席だが、18席まで増やすことができる。巡航速度は270〜277q/hと非常に速い。航続距離は乗客18人が乗って沖合260kmの石油プラットフォームまで往復できるし、乗客12人ならば320kmまで往復可能。こうした高速・長航続性能は、主としてローターブレードの空力的な改良によるものという。
原型機は今年11月に初飛行、2013年中に型式証明を取得、2014年から量産機の引渡しを開始する計画。
(西川 渉、2011.6.25)
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