<シコルスキー>

新世代のS-76Dが初飛行

 シコルスキー社が開発中のS-76Dヘリコプターが2月7日、初飛行した。飛行は30分ほどおこなわれ、この間にホバリング、ホバリング旋回、最大40ノットの前進飛行などを試みた。

 S-76Dはシコルスキー社が「新世代のヘリコプター」と呼び、3年以上前から開発を進めてきたもの。新しいPW210Sエンジン2基を装備、アビオニクスや自動操縦系統が一新され、ローターの回転速度は2段切り替えになって、騒音の少ない「静寂モード」での飛行も可能。4枚の主ローターブレードは複合材製で、全天候飛行のための防氷装置の選択装備ができる。

 また現用S-76C++よりも搭載量が増し、航続距離が伸びる。

 S-76Dは来年中に型式証明を取り、引渡しに入る。これまでに100機の予約注文を受けているという。


初飛行中のS-76D

 

【関連頁】

 S-76C++とS-76D (2005.2.22) 

(西川 渉、2009.2.11)

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