7月25日午前1時、本頁にアクセスカウンタを取りつけて丁度1か月が経過した。カウンタ数が「1,130」を示している。
それより前の7月22日昼間、会社で「アクセス数が1,000回になりましたね」といわれた。私はまだ見ていなかったが、目標の「一と月千回」に対して3日ほど早く到達できたことになる。
前の晩に見たときは991回だったから、22日の朝にでも1,000回になったのであろう。早速、札幌の大谷幸輝さんという方から、未知の人ではあるが、祝辞と激励のメールをいただいた。まことに有難いことである。
この人は1、001番目のアクセスだったらしい。そういえば、1,000番目の人には航空会社の路線開設1万人目の乗客とか、動物園の100万人目の入園者というように、何か記念品を出さなければいけなかったのかもしれない。うっかりして、そういうことを考えてはなかったが、次の目標1万人目のときは、飛行機の模型かネクタイピンなど何か記念品の贈呈を考えようかと思案しているところである。
もっと前の7月なかば、カウンタ取りつけから半月ほどたった頃、高校時代の旧友から「カウンター数など気にするな」との忠告があった。しかし、私は気にしているわけではなくて、楽しみにしているのである。そこのところを、自分では少しひねった積もりで、わざわざ悲観的な書き方をしたために誤解を招いたのであろう。
何故といって、これは飽くまでも趣味である。ゴルフにしても、この次は100を切るぞとか、80をめざすとか、シングルが目標だなどといって練習に励み、試合に臨むのではないだろうか。そのような目標をもつことが同じ遊びでも自らの気持の中にいっそうの興趣を盛り上げるわけである。もっとも、私は一度もゴルフをしたことはないのだが。
とはいえ、せっかく書いたことだから、人様に読んで貰えず、手応えもなければ拍子抜けになってしまう。やはり少しでも沢山の人に見ていただきたいというのが、いつわらざる心情である。数字の多少で一喜一憂するわけではないが、次のささやかな目標に向かって精進したいと思う。
これからもご笑覧のほど、どうぞ宜しく。
(西川渉、98.5.26)
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