本頁の2001年実績報告
明けましておめでとうございます。恒例により、昨年1年間の『航空の現代』の実績についてご報告いたします。
更新回数は下表の通りでした。1〜3月は数え直すのが面倒なので、この表では欠けておりますが、だいたいのもようは察していただけると思います。
月 更新回数 月 更新回数 4 12 9 23 5 18 10 24 6 13 11 5 7 14 12 23 8 19 合計 151回/9か月 この表に見るように、4〜12月の更新回数は合わせて151件でした。9か月間の平均は1か月あたり16.7件になりますから、1日おきに更新したことになるでしょうか。
ただし11月は本頁別項にも書きましたように無闇に忙しく、ただの5回しか更新できませんでした。逆に9〜10月の掲載量が多かったのは、アメリカの9.11多発テロのせいで、このことに関する作文が増えたためです。また8月もパリ航空ショーの取材の結果報告や写真が多くなりました。
上のような更新をしてきた結果、読者の皆さんから本頁を読んでいただいた件数は1年間で下表の通りとなりました。
月 月間ヒット数 1日平均 更新回数 1 6,350 204 ―― 2 6,233 223 ―― 3 6,116 197 ―― 4 7,411 247 12 5 8,859 285 18 6 8,193 273 13 7 8,246 255 14 8 9,421 303 19 9 12,415 412 23 10 13,720 442 24 11 11,043 368 5 12 10,412 335 23 合 計 108,419件/年 297件/日 151回/9か月間 この表に見る通り、年間ヒット数は10万件を超え、1日平均では約300件です。月別に見ると、年の前半は1日200件台でしたが、徐々に上がって8月に300件に達し、9月に400件を超えました。この月、9.11テロの1週間後には620件のヒットを数えた日もありました。これが本頁の1日ヒット数の最高記録です。
その勢いで10月には1日平均442件に達しましたが、11月は上述のようにほとんど更新できなくなってヒット数も減り、12月も残念ながら回復できませんでした。
ヒット数を維持し、増やして行くには内容もさることながら更新回数が最も肝要だそうですが、本頁の実績もそのことをよく示しているような気がします。
12月のヒット数が回復できなかった理由は、もうひとつ考えられます。11月下旬にウィルスの侵入を受け、無料スペースに置いてあった頁の大半が削除されてしまい、その回復ができなかったことです。アクセスしていただいた人が文章を読もうとしてクリックしても、それが出てこなければ「何だ、欠陥だらけの整備不良のサイトではないか」ということになって、次からはもうアクセスしたくなくなるはずです。
冒頭の更新回数で、4〜12月に151回と書きました。つまり151篇の作文を掲載したわけですが、そのうち現在閲覧できるのは77件で、74件がウィルス騒ぎで失われました。
本当はもっと多くの頁が消されましたが、多少は回復して、その結果が今の数字になっております。実は全て回復できたかもしれませんが、私のパソコン技術が未熟なためにウィルス退治をやろうとして自分のパソコンを壊してしまい、オペレーティング・システム(OS)の総入れ替えを余儀なくされ、手元の控えデータが失われたためです。
そのため、回復するには、ちょっとした手がかりをもとに前のことを思い出しながら改めて書き起こすという作業が必要になります。しかし、いったん完成したものが失くなったとき、もう一度初めから同じことを繰り返すのは、まことに憂鬱な作業です。ちょっとやりかけましたが、すぐに続かなくなり、やめてしまいました。したがって本頁表紙にも文書庫の収蔵量601篇と書いてありますが、本来ならば675件になっていたはずです。残念ですが諦めることにしました。
もともとホームページを開設する目的のひとつは、以前の本頁にも書きましたが、自分の作文やメモの貯蔵庫としての意義が大きい。それらを掲載した雑誌、新聞、あるいはメモ用紙などは、たちまち資料の山に埋もれてしまい、あとで参照しようとしてもなかなか見つからない。それらを見つけやすく、見やすく、またデジタル・データとして利用しやすい形で貯蔵しておくのがウェブサイトの効能でした。
それが急に削除されるというのは、空き巣に入られて大事なものを盗られたとか、書庫が火事にあって本や文書が焼失してしまった――というよりも、安全なはずの金庫が燃え落ちて中にしまってあった財産が失われたような気分です。何度も書きますが、私としてはまことにむなしい絶望感に落ちこんでおります。
気を取り直して、累計アクセス数は昨年3月なかば10万件を超え、現在20万件になろうとしております。次は30万件をめざして内容の充実に努めますので、今後ともご愛顧のほどお願い申し上げます。
(西川渉、2002.1.3)
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