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海上保安庁のヘリコプター計画 ―― 警察庁も新たな調達予定 ―― 英『フライト・インターナショナル』誌(2004年3月23日号)は、先の陸上自衛隊のヘリコプター計画につづいて、海上保安庁と警察庁についても、新しい調達予定を報じている。
それによると、海上保安庁は現用3機のユーロコプターAS332スーパーピューマの老朽化に伴い、3機の代替機を買い入れる予定という。候補機はAB139やS-76が上がっているようだが、実際の見積り要求はまだ出ていない。予算緊縮の折から、購入は2〜3年後になるかもしれないという。
これに応じるメーカー側は、代替3機にとどまらず、いったん機種が決まった後はもっと多数の調達を希望している。
一方、警察庁も、この4〜5月の間に軽ヘリコプター3機の入札募集をするもよう。これは現用ベル206に代わるもので、アグスタA109、ベル427、ユーロコプターEC135、川崎BK117と、いずれも双発機が候補に上がっている。
(西川 渉、2004.4.21)
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