昨秋デンバーのエアメソッド社で入手した資料の中にアメリカの救急ヘリコプターの機種別の機数が集計されていた。それを『ヘリコプター・ジャパン』誌99年1月号に発表したところ、ユナイテッド・テクノロジー日本支社(UTI)の大木登希夫氏から救急に使われているシコルスキーS-76はもっと多いはずといって、次のような数字が送られてきた。
1997年の時点で38機が飛んでいたそうで、エアメソッド社の16機にくらべて2倍を超える。どちらを信じていいか分からないが、どちらも根拠があってそれぞれの数字を出しているのであろう。
そうした根拠については、もう少し調べる必要があるが、取りあえずUTIの数字をここに掲載しておくこととする。エアメソッドの数字は本頁の「米国のヘリコプター救急から日本を思う」をご参照いただきたい。
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1981 |
4 |
1990 |
15 |
1982 |
4 |
1991 |
17 |
1983 |
4 |
1992 |
21 |
1984 |
6 |
1993 |
24 |
1985 |
6 |
1994 |
30 |
1986 |
8 |
1995 |
30 |
1987 |
8 |
1996 |
35 |
1988 |
13 |
1997 |
38 |
1989 |
13 |
1998 |
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(西川渉、99.1.26)
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