<超音速ビジネス機>

QSSTの開発作業進む

 米スーパーソニック・エアロスペース社は、倦まず超音速ビジネス機(QSST:Quiet Small Supersonic Transport)の開発作業をつづけている。

 この計画はロッキード・マーチン社の協力を得ておこなわれているもので、マッハ1.8、航続7,200kmの12人乗りビジネスジェットで、ソニックブームの発生を抑えた超音速機の実現をめざしている。昨年秋のNBAA大会で公表された。

 開発作業は今や第2段階に入り、詳細設計と細部の仕上げがおこなわれている。

 エンジンは来年末までに選定し、2011年夏初飛行、2013年にFAAの型式証明を取るという。

【関連頁】

   超音速ビジネスジェットの可能性(2004.11.29)

(西川 渉、2005.6.13)

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