航空の現代電脳篇 → ホームページ作法(29)

御礼――50万ヒット

  

 『航空の現代』は昨28日昼過ぎ、お陰様でヒット数が50万件に達しました。ご愛顧をいただいた方々に厚く御礼申し上げます。

 本頁は1996年11月に開設しましたが、アクセス・カウンターの取りつけは98年6月のことでした。以来5年余を経過しましたので、平均すれば毎年10万件ずつということになります。しかし実際は、初めのうちは年2万件足らずで、それが徐々に多くなり、最近は下表のとおり1日600件前後、年間約20万件のペースとなっております。


[注]2002年末の累積ヒット数は364,475件

 

 なお、本頁の制作にあたっては、次のような3原則を心がけております。

  1. 毎日更新
  2. 社会的意義をもたせる
  3. 見やすく分かりやすく面白い 

 すなわち、原則として毎日更新すること。これが多くの人の関心を惹き、ご愛顧をいただけることの基本だろうと思います。新聞社のニュース・サイトに毎日多数のアクセスがあるのも、刻々に更新されているからでしょう。

 第2の原則は、言葉としては大袈裟ですが、筆者の個人的な身辺雑記を書いても他人様には面白くないはず。読んでくださる方にいくらかでもお役に立つような内容にしたいということです。

 かといって、むずかしいことをむずかしく書いては誰にも読んで貰えない。むずかしいことをやさしく分かりやすく書く。それが第3の原則です。もっとも筆者自身そんなにむずかしいことが分かっているわけではありません。自分の理解し得たことを、ひと様にも知ってもらいたいというだけです。

 第3の原則に関連して、インターネットは本や雑誌のような印刷物ではないので、一目で全体が見わたせるわけではありません。したがってレイアウトに懲りすぎると画面表示に時間がかかったり、文字が小さくて読みにくくなったりします。特に私のような老齢者は、小さい文字が読めません。

 最近は、パソコンのせまい画面を美しく見せようとするためか、文字の小さいサイトが増えております。そのため、どうしても読む必要のあるときは、文字だけを手もとのテキスト・エディターにコピーし直して読むという厄介な手順を踏まなくてはなりません。ということは、当の頁の制作者が考えたレイアウトは全く無関係になってしまい、制作者の努力は水泡に帰するわけです。

 余談ながら、最近 OPERA(オペラ)という新しいインターネット・ブラウザーが出現しました。これを使うと動作が軽い上に、画面全体を1.5倍でも2倍でも3倍でも、いくらでも拡大することができます。小さい文字がどんどん大きくなり、しかもモニター画面の外にはみ出すことがないので、2か月ほど前に使いはじめたときは大喜びをしました。

 しかし文字と一緒に写真も拡大されるため、画面がざらざらした汚い感じになり、最近は当初ほどの喜びはなくなりました。レイアウトやデザインに凝らないといっても、画面の汚いのは好ましくありません。初めは段落の行頭文字の一段下げもできない状態でしたが、つい先日のバージョンアップで改善されました。この次は、利用者の希望に応じて写真や図版の拡大をしたりしなかったり出来るようにして欲しいものです。

 というわけで、私のつくる画面は、文字と写真が交互に出てくるような、きわめて単純なレイアウトになっております。つくる方も単純な方が手間がかからないからではありますが、見ていただく皆さんにも手間ひまのかからぬように心がけております。

 この調子でゆけば、3年後には100万ヒットが実現できるかと思います。今後とも『航空の現代』をご愛顧のほどお願い申し上げます。

(西川 渉、2003.8.29)

【関連頁】

百万ヒットをめざして(2001.3.29)

1万人目のアクセス(1999.1.31)

 

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