<武装偵察ヘリコプター>

ベルARHを採用

 米陸軍は、かねて検討してきた次期武装偵察ヘリコプター(ARH)として、ベル社の提案を採用することにした。契約金額は22億ドル((約2,500億円)で、2006年から13年までの間に368機が納入される。この製造のため、ベル社は従業員約350人を増やすもよう。

 ベルARHは民間型407単発機を基本として、火器および偵察機器を取りつけるもの。現用ベルOH-58Dカイオワ・ウォリアに代わって偵察、攻撃、兵員の敵地潜入、その他の特殊任務など、さまざまな用途に使われる。生存性も高い。

 実戦配備は2008年からはじまるもよう。


(写真:ベル社提供)

【関連頁】

 ベルARHが初飛行(2005.6.12)

 ベル407XとARH(2005.2.23)

(西川 渉、2005.8.1)

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