<Heli-Expo 2009>

アグスタAW149初飛行へ

 

 

 アグスタウェストランド社はHAI大会の会場で、向こう数ヵ月以内に新しいAW149が初飛行すると発表した。

 同機は2006年のファーンボロ航空ショーで発表された計画で、基本的には現用AW139をひと回り大型化したもの。もともとは軍用機という構想だったが、後に民間向けの設計も加えられた。

 主ローターは5枚ブレードで、振動や騒音が少なく、巡航速度160ノット。キャビンは大きく、スライディング。・ドアをもち、兵員は最大15人を乗せられる。また機外には防御や攻撃のための火器を装着する。ほかに捜索救難、指令指揮、患者搬送、吊下げ輸送などにも使える。

 原型機1号機は目下イタリアで初飛行の準備中。


軍用型AW149 

【関連頁】

 アグスタ意欲満々 (2008.7.27)

 アグスタウェストランドAW149(2006.7.3)

(西川 渉、2009.2.26)

 

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