<全日空>

787の追加発注へ

 去る7月1日の外電が全日空の787追加発注の意向を伝えている。それによると新しい追加分は5機で、当初の発注と合わせて55機になるという。

 これは羽田空港の拡張をにらんだもので、現在工事中の4番目の滑走路が来年完成する。そうなると2012年までには航空機の離着陸可能便数が4割増となり、エアラインにとっては新しい路線の開設も可能となる。この事業拡大に当てるのが787追加の目的。

 787は周知のように、去る6月23日、初飛行と引渡し開始が延期となった。全日空は新しい引渡し日程を早く決めるようボーイングに求めているが、見通しはまだはっきりしない。

 そのため多くのエアラインが787の発注取消しを検討中といわれるが、そんな中にあって今回の全日空の逆の動きは、大胆かつ果敢な方策ということができよう。

 もとより筆者に全日空の真意は分からない。

(西川 渉、2009.7.4)

[関連頁]

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