<オスプレイ>

空軍へCV-22初号機を引渡し

 去る9月19日、ベルとボーイングの両社が共同開発してきたティルトローター機、オスプレイの空軍向けCV-22量産1号機が引渡された。

 長距離の特殊作戦や救難救助に使用するもので、視程ゼロで超低空飛行をしたり、空中給油も可能。米空軍は、このCV-22を50機導入する計画で、今後の戦争やテロ対策に当ててゆく予定。

 今後はカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で、さらに徹底した実用試験をおこない、2009年から実戦配備につく。

 米海兵隊向けのMV-22も最終的な実用評価試験が終わっており、この9月には量産着手の決定が出る予定。

【関連頁】

  オスプレイ再確認試験完了(2005.7.19)

  オスプレイ工場を見る (2005.5.16)

  ティルトローター機の展望(2004.5.25) 

(西川 渉、2005.9.22)

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