<ボーイング>
2006年受注数伸びる ボーイングの2006年受注数は千機を超えて1,044機になり、過去最高を記録した。2005年は1,002機であった。
ボーイングの受注数は、年末の本頁でご報告したように、12月20日の時点で904機だった。その後10日間で大韓航空(777-300ER×10機、747-8貨物機×10機、777貨物機×5機、737NG×5機)、中国厦門航空、印度ジェット航空(787-8×10機)、エアベルリン、デルタ航空などから100機以上をの注文を受けて新記録となったもの。ただしエアバスの2005年実積1,050機には及ばない。
ボーイングの1,044機の内訳は次のとおり。
- 737×729機(2005年は569機)
- 747×72機(1990年以来の最多数)
- 767×10機
- 777×76機
- 787×157機(2005年は235機)
また2006年の引渡し数は398機で、前年比37%増であった。しかし425機の生産を予定していたエアバスには及ばないもよう。
エアバスの2006年中の受注および生産実績は、この1月17日に発表される。
747-8Iインターコンチネンタル(西川 渉、2007.1.6)
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